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・非核宣言集 | 読谷村
読谷村 「不戦の誓い」
人類の未来は常に明るいものでなければならない
それは全ての人類の共存、共生、協調の時代
核の脅威からの解放は人間性の解放につながり
大自然と調和する人間の営みは、明日への活力を生む
沖縄の心、それは武器なき社会であり
武力によらず、人間相互の信頼と
文化文物の交易によって生きてきた
我々は、国家のために次また次へと
沖縄を犠牲にすることを拒む
決して攻撃せず、決して侵略せず
子らを再び戦場に送らない
人類の未来は常に生命が大事にされなければならない
戦場で、惨禍に見舞われた人々に明日はなかった
降り注ぐ砲弾の雨のなか逃げ惑う人々の恐怖
生きることへの希望の芽は踏みつぶされ
その狂暴さは深く心に刻まれた
そのことを忘れない
巡りきた沖縄終結50周年を機会に
戦争による三千七百余の死者への弔いと
沖縄戦から学んだ教訓、それは非戦の誓いであり
ここに、あらためて恒久の平和を願い不戦を誓う
平成7年/1995年3月30日
読谷村 「非核宣言」
今日の世界情勢を見渡した場合、軍備増強に伴う戦争への危険性が日々高まりつつあります。
ことに去る第2次世界大戦において原爆の被害を被った我が国は世界でも唯一の被爆国であり「核」の恐ろしさを身をもって体験している国民として核の廃絶を願う気持ちは切なるものがあります。
しかるに国際環境は年々「核」は増える傾向にあり誠に憂慮に耐えません。
第2次大戦において戦場となった我が沖縄県は、ことのほか戦争を拒否する思想を一層強固にしていかねばなりません。あの恐ろしい「核兵器」の破壊力を思うとき、一日も早く核兵器がこの地上からなくなる日を願うと共に、折から開かれる国連の第2回軍縮総会において核廃絶への方向が一段と前進することを心から希望するものです。
我が読谷村民も、この時期に世界の平和を願う諸国民と共に核廃絶への決意を固め、ここに声を大にして非核宣言を行うものです。
昭和57年/1982年6月5日
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