沖縄県平和祈念資料館ranrakusaki

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・非核宣言集 | 豊見城村

豊見城村 「核兵器廃絶・平和宣言」決議

 生命の尊厳を守るために取り組まねばならない現代世界における最大の課題は、いうまでもなく「核兵器」の問題である。日本は、核兵器の惨害を広島、長崎に受けた国であり、40余年経た今日なお被爆症状に苦しむ人々は後を断たず、核の脅威を最も知る国民である。又、凄絶な地上戦を体験した沖縄県民は、戦争の破壊作業と惨めさを知り尽くした民族である。二度と繰り返してはならない「悲惨な戦争・核」の廃絶は人類共通の願いである。
 だがしかし、核による生命絶滅への脅威は益々広がりを示している。IFN全廃条約など一部を除いて、核の拡散は進行し、一切の生命的存在を絶滅して余りある。この止めどない核拡散の状況に歯止めをかけ、核実験禁止、核兵器廃絶を実現するために、心ある県民の強い願望は広がっており、各自治体においても「非核平和宣言」を実施せよ、との声は日増しに高まっている。あらゆる自治体が「非核平和宣言」を実施していくならば、必ずや人類の未来に大きな命運を切り開くことができるものと確信する。
 沖縄の美しい自然、緑、珊瑚礁、そして人間を二度と破壊してはならない。「生命の尊厳」を守る観点から、あらゆる思想、信条の相違を越えて、人類的立場で核廃絶を願い、恒久平和を目指して、本議会は、ここに「核兵器廃絶・平和宣言」を決議する。

  平成元年/1989年10月5日


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